2024年度の新入社員たちに社内研修について振り返ってもらいました。
本年度の研修課題も、Raspberry PiとNode-REDを使った「世の中に必要なもの」です。
本コラムでは、新入社員のS.Sの研修内容を紹介します。
お片づけシステム ~S.S~
こんにちは、S.Sです。
次々とモノが机の上にたまることで、作業がやりにくくなってしまったり、必要なモノを探すのに一苦労することがあります。
しかし、毎回片付けるのは面倒くさいと思い行動に移せません。そこで、片づけをしようと思えるようなシステムを作成しました。
開発・提案内容
下記のような流れのシステムを提案しました。
机の上に置かれているモノの面積を求めるためにOpenCVを使用しました。
- 一時間おきに机の上の写真を撮影
- 机の上のモノの占有率が80%を超えていたら、LED点灯・音再生、Slackへメッセージ送信
- 80%以下ならばメッセージ送信(3回連続なら特別メッセージ送信)
- ダッシュボードから任意で判定
汚い判定のSlackメッセージ
キレイ判定のSlackメッセージ
ダッシュボード表示
振り返り
当初予定をしていたやり方では実現は難しく、作成方法を変更することがありました。
そのため、思っていたような精度のモノを作るのに難儀しました。
また初めて触る道具、ソフトウェア、言語が多く分からないことだらけでしたが、
調べたり先輩方に聞くことで分かることが増えていき、最後まで作成することが出来ました。
今回の研修で、作成したいものを考え実行する難しさを感じました。また行き詰った時に相談することの大切さを改めて学びました。
今回の経験を生かせるように頑張っていきたいと思います。