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リチーミング研修(前半)を終えて
ケー・ティー・システムは製造業向けSIerとして、工場現場の効率化・コストダウンを推進します。

リチーミング研修(前半)を終えて

2012.04.01

こんにちは。弊社代表の木下です。

弊社では、毎年1月に全社会議を行っています。
今年の全社会議では、EAP総研株式会社の川西先生をお迎えし、リチーミング研修を実施しました。
リチーミングとは、フィンランド式チーム活性化プログラムであり、強いチームを作る技術でもあります。
ビジネス用語辞典にも掲載されている言葉です。

リチーミングとは? : HRプロ

弊社の今期テーマ “和” には、
「会社力・チーム力を強くしよう!KTSystemの和を大事にしよう!」
という意味が込められています。
今回の研修では、全員が改めてチームとは何かを感じ、さらにチームモチベーションをあげるということを目的に行いました。
その時の様子を今回のコラムとしました。

「研修開始!」

6チームに分かれて、まずは『リチーミングについて』から講義が始まりました。
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ついに始まったフィンランド式リチーミング研修!

「解決志向!」アプローチ

解決志向とは、目標に向け、問題の原因に焦点を当てる代わりに、理想像へ向かって良い方向へ徐々に変わっていくプロセスに焦点を当てる概念です。
自分自身を振り返った時。。。
何か問題が発生した時、真っ先に原因を追及してきたと思います。
これは言いかえると「責任は誰にある!?」と問い詰めているのと同じことだ!
このようなアプローチでは、モチベーションが低下して、いずれやる気がなくなるチームになってしまうということに気がつきました。

「フラフープで体験!チームワーク!」

フラフープを指1本で目的地へ運びます。
まずは3人でフラフープを指1本で支えて目的地へ移動する。但し、会話は禁止。
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3人なら無言でもラクチン!

次に7人で同じことをトライします!同じく会話は禁止。
上手くいきません。(フラフープがどんどん上昇!誰か下ろして!目で合図!通じない!)
そして、落下しました。
無言で意思疎通できるのは3人が限界のようです。
column_2012_04_003
と、届かないぃ~~~。7人だとどうして出来ないの!?

次は、一人だけ指示することができるというシチュエーションでチャレンジしました。
結果は、リーダーSさんの意外にも上手い指示のおかげで、無事ゴール。

「チームワークとは何か!」

フラフープからもわかるとおり、チームは3名までなら意思疎通が比較的楽にできます。
それが1人増えて、4名になったとたん意思疎通ができなくなります。
各チームでフラフープから学ぶチームワークについて話し合ったところ
「助け合い、工夫する」、「定量的なルール、共通基準を決める」「情報を共有する」
などの意見があがってきました。
徐々に、チーム内で熱い議論が出始めてきたのです!
チームワークとは何か?その重要性を意識し始めてきた感じが伝わってきます。

「問題点!そして、気付き!」

チームごとに現状の問題、出来てないことを洗い出し、今回取り上げるべき重要なテーマを話し合いました。
各チームのテーマを聞いて皆さんの考え・思い・感じていることは同じだと気がつきました。

「チームの理想を探せ!」

チームの理想像を導き出します。

短時間での話し合いに慣れていないせいか、意見がまとまらないチームもありましたが、白熱した話し合いが展開されていきました。
「会社に貢献していることの実感が得られること」
「自分の思いを会社に伝えることができること」
「与えられた仕事をこなすだけではなく、新しいことにチャレンジしたい」
「趣味、プライベートも充実させたい」
「自信をもって会社アピールをしたい」
とても前向きな、そしてすばらしい理想像ばかりです。

「今できていることは?これからやることは?」

理想像を現実のものにするためには、行動を起こすことが必要です。
理想像に近づくために、今できること、集中すべきことでどんなことがあるかリストアップし、ゴールを設定し、自分達がこれから取り組むことを絞り込みます。

「最後にチームの標語を決めよう!」

研修の締めとして、一言標語を決めます。
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いよいよチーム標語の発表です!皆さんの顔がいいですね

・皆で乾杯!!
・チーム一丸
・Post&Response
・遅刻一秒 査定一生
・One for all, All for one
・迷わず話せよ 話せば分かるさ

どのチームもセンスがあり、面白く、チームの思いが込められている標語です。
そして、なんて明るい会社なのだと改めて認識しました。
この言葉を忘れず取り組んでいきましょう!

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最後は全員で輪に。めったにないので貴重なショットです

今回の研修を通して、各チームの課題を把握でき、会社・チームに対する思いを共有でき、ゴールの設定を共有できたことが、とても良いことであり、これから前に進めるきっかけとなったと感じています。

私にはKTSystemの “和” が見えた研修でした。

2012.04 Morikatsu Kinoshita

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