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生産スケジューラ「ASTPLANNER」のご紹介
ケー・ティー・システムは製造業向けSIerとして、工場現場の効率化・コストダウンを推進します。

生産スケジューラ「ASTPLANNER」のご紹介

2020.09.15

みなさん、こんにちは。
今回は弊社が取り扱いしている生産スケジューラのASTPLANNER(アストプランナー)に
ついてご紹介します。

ASTPLANNERとは

ASTPLANNERは、製造現場での生産計画を立案すると共に、基幹業務システムや製造実行システムをシームレスに連携させ、高度な生産システムを構築することができるAPS(Advanced Planning and Scheduling)ソフトウェアです。

ASTPLANNERが提供できる機能

ASTPLANNERで計画立案をするためのスケジューリングルールを専門的な知識を用いて作成・編集することにより、お客様のニーズに沿った生産計画を立案できます。
部品在庫に関する制約や各作業間における制約、お客様独自の特殊な制約を設けたいという要望などにも柔軟に対応できます。

また、ユーザーインターフェースの自由度もかなり高く、お客様に最適なガントチャートの作成や、データ検索機能、納期遅れデータをハイライトする機能など、ニーズに沿ったユーザーインターフェースを作成できます。

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どのようなお客様が利用されるか

主に製造業のお客様が多く、既存の基幹業務システムで集計した作業予定データ・実績データ・在庫データなどを利用して、ASTPLANNERで生産計画を作成しています。

製造業のお客様は今後実施される作業予定データ・実績データ・製造した製品や製造に使われる部材データなどの情報を既存の基幹業務システムにて管理し、それらの情報をデータベースに保管しています。
ASTPLANNERでは基幹業務システムのデータベースに保管されている情報を参照し、その情報をもとに生産計画を立案します。
そのため、既存の基幹業務システムの運用を止めることなく、新しく生産スケジューラを導入されたいお客様におすすめの製品です。

また、ASTPLANNERは立案した生産計画をデータベースやデータファイルに出力し、既存の業務システムにデータを渡すこともできます。

運用例としては、
既存の基幹業務システムにてざっくりとした作業予定データを作成してASTPLANNERに渡し、理想的な生産計画を立案、最終的な作業予定データを基幹業務システムに取り込む。
などがあります。

筆者の考えるASTPLANNER

得意なこと

ASTPLANNERの最大の利点は、様々なお客様のニーズに対応できる柔軟性の高さだと考えております。
例えば、独自の計算式を用いてお客様のニーズを満たすような生産計画立案やガントチャートの設定を行えるだけでなく、アドインを作成することで、ASTPLANNERの既存機能のみでは難しいような機能を新たに追加し、実現が難しいようなニーズにも対応できます。

苦手なこと

ASTPLANNERはあくまで「生産スケジューラ」です。
ほとんどのニーズに対応できますが、想定外の機能を追加した時の処理速度は決して早いものではありません。
お客様から頂くニーズの中には、ASTPLANNERだけではなく、別システムで対応したほうが処理も早く効率が良いことはよくある話です。
その場合は、弊社から最適なシステム構成をご提案いたします。

やりがい

計画立案ルール機能の追加を行う際は、ASTPLANNERの既存機能を考慮しつつ新たな計画立案ルールを開発するため、お客様の業務内容の理解とASTPLANNNERに対する深い知識が必要です。どちらも兼ね備えるのは大変な事ですが、その分やりがいを感じます。
弊社では様々な業種への導入実績がございますので、是非KTSystemにお任せください!

どのようなお客様に合っているか

ASTPLANNERは、作業計画を管理・集計できる他のシステムや、「ASTPLANNERが提供できる機能」でも記述したような、既存の基幹業務システムなどでASTPLANNER用のデータを集計・管理し、計画立案や、ガントチャートの表示をASTPLANNERに行わせる。
そんな運用をされたいお客様にとって、最適な製品であると考えております。

最後に

ASTPLANNERは既存の基幹システムに容易に組み込むことができ、お客様の様々なニーズに対応した生産計画を立案できる生産スケジューラです。
製品ページでも紹介しておりますので、併せてご覧いただければと思います。

また、下記の様なご要望やお悩みがありましたら、お気軽に弊社にお問い合わせください。

  • 別システムで集計した作業予定データや実績データを使って作業計画を作りたい。
  • 作業予定や作業実績をチャートで見える化し、工数削減を図りたい。
2020.9.15
コラム

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