新人社内研修について
本年度も4月、5月は社外で、6月は自社内での新人研修を実施しました。
研修内容は例年通り、Raspberry Pi(注1)とNode-RED(注2)を使用した
IoTソリューション体験となります。
身の回りから課題を発見し、解決するための提案、
実現する機器の開発、内容のプレゼンテーションまでを実践します。
(注1)Raspberry Piとは、製造現場でも使われることがある小型のマイコン。
このマシン上でNode-REDが動作する。
(注2)Node-REDとはフローベースプログラミングのツールで、ノード(箱のようなもの)を線でつなぐと、データの流れやプログラムが制御できるというブラウザ上で動作するツール。
新人研修を担当して
実際に研修担当として携わることは、私にとって初めての経験でした。
研修中、新入社員との適切な距離感を掴むことが、とても難しいと認識しています。
手厚くサポートを実施しすぎることは、新入社員たちの学びの機会を奪ってしまうことになりかねません。
一方で、干渉をあまりに控えてしまうと、新入社員が完全に行き詰ってしまうケースもあります。適度なバランスを維持すること、また、新入社員がどこで困っているのかを自分自身で発信してもらうことが大事であると実感しました。
そのため本研修中は、新入社員から質問や相談があった場合と、1日2回の進捗確認タイミング以外は、あまり干渉しないように努めました。
(勿論、研修課題の下準備や、各種手配は裏で進めています。)
また、本年度は東京本社、名古屋事業所に新入社員が分かれて研修を実施したため、テレワークを含めたオンライン対応が多く、Web会議やメッセージでのやり取りを頻繁に活用した点が印象的でした。
今後の新しいスタイルとして、確立していくことになるかもしれません。
終わりに
最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。
研修担当を通して、様々な学びを得ることができました。
今後とも慢心せずに、日々勉強させていただく所存です。
近々、新入社員達の研修結果についてコラムを掲載予定ですので、
そちらもご一読いただけますと幸いです。
