こんにちは、2018年度新入社員の安延です。
今回は本社で行った楽しい研修内容について話したいと思います。
研修内容
本年度の研修では、ヒト型ロボットRapiro・マイコンRaspberry Piを使って
個性豊かなオリジナルRapiroの制作を行いました。
今回の研修は一人一人Rapiroを使って、出来ること・やりたいこと等を調べて実際に
プレゼンをし、研修費を自ら勝ち取っていくというスタイルでした。
11日という短期間でしたが、仕事の面白さと大変さを学ぶことができました。
提案・開発内容紹介
私、安延と他4人の提案&開発内容を簡単に説明します。
音声認識ロボ「アレクサーRapiro」 安延
コンセプト:音声によるRapiro操作
写真の通り音声認識には、Amazon Echo Dotを使ってます。
今のところ仕様で英語での認識しか出来ませんが、Amazon Echo Dotに命令を出すと
Rapiroが言葉を発したり、動いたり、天気予報を教えてくれたりします。
追尾型ロボ 「わんわんRapiro」 塚野
コンセプト:弱いロボット
頭に搭載したカメラで写真を撮影し、搭載されたAIで
物体を認識しながら行動することができるロボットです。
具体的には、
・人を見つけるとよちよち歩いて近づく
・事前に登録した20種類の物体があれば、音声で知らせる
という機能があります。
Rapiroと対戦するオセロゲーム 池内
コンセプト:「見た目」と「動作」を活かしたオセロゲーム
手前にある基盤でRapiroの強さのレベルを調整することができます。
レベルは最弱、普通、最強の3段階あります。
愛玩ロボットRapiroちゃん 深山
コンセプト:カワイイは作れる → かわいいは正義 → Rapiroは俺の嫁
目の部分にLEDマトリックス基板を仕込んで目を描画する事により、
より豊かな感情表現を行えるようになったRapiroです。
ジェスチャセンサーとマイク、スピーカーを搭載し、
こちらの動きや声に反応してくれるようになりました。
手を振ると笑顔で振り返してくれます。
「こんにちは」「ただいま」などの挨拶に対しては、「こんにちは」「おかえりなさい」と返事が出来ます。
リモコンですか?いいえRapiroです。 K・K
コンセプト:人と機械の仲介役
赤外線学習モジュールやタッチセンサー、温度湿度センサーを搭載しており、
タッチする部位により、赤外線を飛ばして扇風機を起動したり、
温度と湿度を教えてくれたりします。
頭前後:扇風機ON / OFF
左耳:温度センサー情報取得 → 目の色変化
右耳:湿度センサー情報取得 → 目の色変化
振り返ってみて
今回の研修を振り返ると技術的な課題から、
予算的な問題といった総合的見方で色々な課題に、適切に取り組む力がついたのではないかと思います。
また、一人一人様々な問題がありましたが、
皆で課題を共有することによってより素早く解決出来たのではないかと考えます。
研修期間は11日と短い間でしたが、問題解決能力の向上がはかれ、仲間との絆も確認できた濃密な期間でした。