こんにちは。2019年度新入社員の古川です。
今回は、6月に行った本社研修の内容を紹介します。
初めてのコラム寄稿のため、温かい目で見ていただけたら幸いです。
研修内容
本年度の研修課題は、Raspberry PiとNode-REDを使って、
「皆さんの困りごとを解決するIoTシステムの開発」でした。
やりたいこととできることの折り合いをつけるのが難しい課題でした。
提案・開発内容紹介
では早速、私たちが開発したシステムを紹介いたします!
ホワイトボードのお手軽確認機能 古川
コンセプト:席を立ちたくない
東京本社には、行動予定表というホワイトボードがあり、外出先や帰社時間を記入します。
電話の取次ぎをしているときに、このホワイトボードを席を立たずに見られたら便利だなと思い、実現することにしました。
具体的な機能の内容は次の2つです。
1.ホワイトボード前のセンサーが人を感知すると、写真を自動で撮影・Slackへ送信する
2.Slackの特定のチャンネルにメッセージを送信すると、写真を撮影・Slackへ送信する
カメラはこのように設置しています。
Slackに送信されるとこのようになります。
扇風機の自動制御 武田
コンセプト:快適な社内環境実現へ
実装機能
- 赤外線送信センサーを取り付けることで扇風機の遠隔操作を実現
- 温度湿度センサーから得た値を用いて不快指数を算出
これらの機能を組み合わせて、以下の条件で扇風機を自動制御するシステムを実現しました。
不快指数が75を上回る → 扇風機電源ON
不快指数が70を下回る → 扇風機電源OFF
振り返ってみて
約1ヶ月間の研修で、様々な学びを得ることができました。システムの中身を考える知識はもちろんですが、より良い仕事の進め方や人を引き付けるプレゼンテーションの仕方などを知ることができました。
満足のいく結果まではあと少しでしたが、この悔しさをバネにこれからの仕事に取り組んでいきたいと思います。(古川)
IoT開発経験が全く無い状態で今回の研修に臨みました。
当初、機能を実現できるか不安が強かったですが、研修を進めていく上で少しずつ結果が見えてきて、楽しく開発を進めることが出来ました。
研修で学んだ知識や経験を業務に反映できるよう取り組んでまいります。(武田)