こんにちは、開発部の山田です。
2021年10月23日(土)に「Node-RED User Group Japan」が主催する
「Node-RED Con 2021」が開催されました。
こちらのカンファレンスのローカルトラックBにて、
「EnOcean無線センサー用ノード開発事例」という題目で登壇しました。
Node-RED Con 2021について
Node-REDは、WEBブラウザ上でプログラムが作成可能なオープンソースのツールです。
ノードと呼ばれる、様々な種類の構成要素を繋げることで、
コーディング技術に囚われずにシステムを構築することが出来ます。
その手軽さから、産業技術分野をはじめ様々な分野で利用されています。
「Node-RED Con 2021」では、このNode-REDにまつわる、
国内外における昨今の活用事例や技術情報などが紹介されました。
イベントページにて、YouTubeアーカイブおよび一部の登壇資料が公開されています。
登壇内容
私のセッションでは、エネルギーハーベスティング技術による自己発電型の無線センサー「EnOcean」と、それをNode-RED上で取り込むためのEnOceanノードの活用方法を紹介いたしました。
設置の際に電源やネットワーク等の工事がほとんど不要なEnOceanセンサーは、
手軽にIoTを実践するのにとても便利な製品ですが、
そのデータを取得し、活用するシステムを構築・連携することも不可欠です。
その実装ツールとして、Node-REDが役立ちます。
セッション内容はこちらよりご覧いただけます。
ia-cloudグループについて
ia-cloudグループは、製造業の情報化の推進を目的としたプロジェクトグループです。
「Node-RED Con 2021」では、私の他にも以下の2名がプロジェクトメンバーとして登壇しました。
- 株式会社ウフル 青木氏
- (一財)MSTC 産業オートメーションフォーラム 橋向氏
また、ia-cloud/Node-RED スクールでは、本セッションで紹介したNode-RED EnOceanノードを含めた産業分野でのデータ分析に役立つ様々なノードを開発・紹介しております。
おわりに
弊社では、ia-cloudの技術を活用したIoTソリューションや、
IoTを始めるためのスターターキットの販売を行っております。
ia-cloudの利用方法についてのセミナーや、工場内のIoT化などのご相談も承っています。
お気軽にお問い合わせください。