こんにちは、開発部の山田です。
2023年1月20日(金)に以下の通り
「中小企業IoTシステム構築ツール勉強会 No.4」が開催されました。
弊社が所属するia-cloudプロジェクトグループより、講師の一員として登壇しました。
2年ぶりの開催と時短開催の工夫
一般参加者にRaspberry Piを使用して体験していただく形式のハンズオンセミナーは
前回のIoTワークショップ福井セミナーから、およそ2年ぶりの開催となります。
これまでのia-cloudハンズオンセミナーの多くは、午前と午後を跨いだ終日開催でしたが
今回のセミナーでは午後のみの半日開催となりました。
そのため、これまでのハンズオンセミナーと比べて、取得対象とするセンサーや
作成するグラフの種類を絞るなど、これまでよりも圧縮した構成で実施しました。
終日開催と時短開催の違い
終日開催時
参加者一人一人にラズパイを操作していただき、必要に応じて講師による補助を行い
ドロップアウトが発生しないよう、参加者全員の足並みが揃うように実施します。
時短開催
グループワークとして、複数人で1台のラズパイを操作する形式で実施しました。
この形式により、グループ内で協力して進められ、講師側の補助も
グループ単位で行うことが出来るので、より円滑に進めることが可能です。
全員が操作を体験出来るという要素が薄れてしまうのが難点ですが
Node-REDはデプロイ(設定の反映)さえしなければ操作の衝突は発生しないため
それぞれのPCからブラウザで接続・表示することは可能です。
この仕様を利用して、デプロイ担当は一人であるものの
他の方はデプロイ以外の操作を行うという形で疑似体験していただくことが出来ました。
また、参加者の発見が、自然と会社内外問わずグループ内で共有しやすい環境に
なったことも、メリットといえます。
おわりに
主催いただいた日立地区産業支援センターでは
様々なIoTの導入支援事例をパネル紹介する展示スペースが作られる予定です。
展示スペースでは、ia-cloudの事例紹介も展示いただけるとのことです。
もし、こちらのセンターに伺う機会がございましたら、是非ともご覧ください。
ia-cloudプロジェクトでは、今後もこのようなワークショップを展開してまいります。
様々な地方での講演も承っておりますので、ia-cloudについて詳しく知りたい方は
以下のia-cloud公式ページをご覧ください。
また、弊社でもIoT導入や、システム改善などのご相談を承っております。
ご興味を引くところがありましたら、是非お問い合わせください。