こんにちは、開発部の山田です。
10/2に弊社が所属するia-cloudプロジェクトグループが、福井商工会議所様の「福井県地域課題対応型小規模事業者支援強化事業」の一環として、「手を動かして学ぶIoT教室」のセミナー講演をさせていただきました。
これまでのIoTハンズオンセミナーは東京都や神奈川など、首都圏での開催でしたが、今回は初の出張セミナーです。
セミナーの概要
本セミナーでは、Raspberry Piという小型のマイコンボードと、Node-REDというツールを使用し、ia-cloudを利用してクラウドとの連携を行うことにより、様々な接続機器のIoTを実現します。
Node-REDはノーコード/ローコードのツールという位置づけで、プログラミングの量がゼロまたは極小でIoTを実現できるものです。
また、最近では製造業での事例も少しづつ増えつつあります。
中小製造企業向けのワークショップなので、参加者はプログラマーではなく、製造現場で活躍されている方も多いです。
そういった方でも手軽にIoTを導入できることを体感し、習得していただくことを目的としております。
準備は入念に
会場には開催前日に入り、ハンズオンの準備と動作チェックを行いました。
地方での講演は前日にしか準備できないため、いつもより念入りに準備して開催当日に備えます。
開催にあたっては、コロナ対策として入り口で検温とアルコール消毒を行い、マスクの着用を確認し、座席間隔を十分に取ったうえでの開催となりました。
セミナー開催
ハンズオンセミナーでは、IoT活用のためにはどうすればいいのかという話を皮切りに、
参加者自身で各種センサーを使用した基本的な可視化を行っていただくものから、
PLCや表示機などのデータを取得するなど、現場さながらのIoTを感じていただくような展示も行いました。
途中、ネットワーク回線の思わぬ不調や、個々の進み具合のばらつきもありましたが、講師陣や福井商工会議所の方によるサポートにより、最後まで誰一人遅れることなく無事にセミナーは終了いたしました。
受講後に回答いただいたアンケートも、
「独学では学びづらいIoTの進め方を基礎から理解できた」
「実機での操作もあり分かりやすかった」
等のお声をいただき、全参加者より「参考になった」と大変嬉しい結果となりました。
我々としても、今回のセミナーは非常にやりがいのあるものとなりました。
おわりに
今回のハンズオンセミナーは、弊社のこういったコラムなどをご覧になってお問い合わせいただいたことがきっかけで講演させていただきました。
ia-cloudプロジェクトでは、今後もこのようなワークショップを展開してまいります。
今回のように、地方での講演も承っておりますので、ia-cloudについて詳しく知りたい方は、以下のia-cloud公式ページをご覧ください。
ia-cloud公式ページでも、本セミナーの紹介記事が載っておりますので、併せてご覧いただけると幸いです。
また、今回使用したRaspberry Piのセット(IoTスターターキット)を用いたIoT導入のご相談も承っております。
ご興味を引くところがありましたら、是非お問い合わせください。